How to spend a Lazy Admiral -Kancolle Blog-

ぐうたら提督のまったりとした日常です(*´ω`)

Tag:心理学

皆さんこんにちは。

前回の記事では、
提督と艦娘の間に起こりうる、
「単純接触効果」の欠如とその結果を紹介しました。

かんたんに振り返ると、
艦娘をかまってあげずに放置していると、
興味や関心がなくなってミスが目立つようになり、
やがて嫌いになってしまう可能性があるということです。


この状況を避けるためにはどうしたらいいか、
それはとても単純かつ明快です。

サボらせずに、
適度に出撃させるといいのです。

もちろん、
非常に多くの艦娘がいる以上、
これは理想論の域から出ないかもしれません。

現にうちの鎮守府も、
できるだけ出撃に偏りがないように配慮していますが、
1年以上お留守番状態の艦娘もいるのですから…。


???「そんなことないかも、出撃させてほしいかも!」


ごほん…。

とくに駆逐艦あたりは、
絶対数が多くなってしまうことから、
「出撃」だけにこだわると絶対に無理でしょう。

そのために「遠征」などの役割を与えて、
定期的に顔を見られる習慣を作っておくことも大切です。


とはいえ、
さすがに消費の大きい戦艦や空母を、
毎日のように出撃させるのは懐が痛みます。

イベントや難関海域を攻略するためには、
彼女たちがいなければどうしようもないのですが、
放置状態からいきなり出撃させてはストレスの元です。

そういうときは、
直前にアイドリングの時間をつくるといいでしょう。

演習でも構いませんし、
キラ付けも効果的です。

心の中で「元気だった?」、
「ボスをよろしくね!」と声をかけながら、
提督の気持ちを艦娘に近づけることを意識し、
感情をアイドリングさせておくのが大切です。

放置していたために離れていた気持ちを、
少しでも親密な状態に戻しておくことで、
たとえ出撃中にミス等を犯したとしても、
寛大な気持ちで受け止めることができるはずです。

少なくても、
一方的にその艦娘を糾弾したり、
不必要なストレスを感じたりすることは減ります。






目下イベントが差し迫っているわけではありませんが、
どうしてもイベント中にはストレスが溜まります…。

どれだけ綿密に艦隊や装備を構成しても、
攻略にかかるリスクを減らす努力をしても、
被弾するときはあっさり被弾するのが艦これです。


もっとも、
これは艦これに限らず、
ふだんの仕事などの人間関係にも言えることでしょう。

日頃から一緒に過ごすに人には、
単純接触効果により親近感や信頼感が高まります。

一方で「実力がある」、
「いい人だ」と頭ではわかっていても、
疎遠になっている人には心を寄せ切ることが難しくなります。

だからこそ、
何かで共に行動する局面が想定できるのであれば、
あらかじめアイドリングの時間が大切になるのです。


方法は問いません。

自分と相手に合った方法で、
アイドリングをしていけばいいのです。

皆さんこんにちは。

多くの牧場艦を抱えるうちの鎮守府では、
保有枠の圧迫解消が喫緊の課題のひとつです。

一番の解決法方法は、
牧場艦の速やかな育成だけですね。

それが滞っているため、
関連するほかの課題が出てしまうというわけです。

ということで、
ひたすら5-1で潜水艦を叩いて、
牧場艦の成長を促しているところです。






「保有枠」に関連して、
艦これに登場する艦娘も増えてきましたね。

日本以外にも諸外国の艦娘も増え、
国際色豊かな鎮守府となってきた感があります。


チャオチャオしてダンケダンケですね。


しかし、
一方でそれほど艦これに時間の割けない私にとって、
艦娘が増えたことで別の問題を感じつつあります。

それは、
艦娘が増えたことによって、
つついたり出撃させたりする時間が偏り、
どうしても放置しがちな艦娘が出てきたことです。

似たような話は、
以前の記事でもお話ししたように思います。

これにくわえて、
もうひとつ自分の中での感情の変化に気付いてしまったのです。

それは、
久しく出撃させていない艦娘に対して、
興味や関心が少しずつ薄れていっていることです…。






つまり、
心理学でいうところの「単純接触効果」が発生せず、
放置しがちな艦娘に対して冷淡な感情が出ていることになります。

ちなみに「単純接触効果」とは、
ざっくりというと会う回数が増えると、
それに比例して好感度が上がるというものです。

逆に考えると、
出撃させる(会う)回数が減っているため、
比例して好感度が下がっているとも言えますね。


ここで好感度が下がった艦娘に対して、
提督はどのような心理状態に陥るかも示しておきましょう。

心理学的に言えば、
接触回数が少ない人間関係にいると、
周囲が「総アウェー状態」になると言われています。

甲子園球場でタイガースファンに囲まれながら、
オレンジのタオルを振り回している状態でしょうか。

周囲から攻撃されるかもしれないという不安、
その不安を解消するために不必要に攻撃的になり、
人間関係は少しずつ確実に悪くなっていくのです。


もちろん、
艦娘は意思をもって提督に話しかけたり、
攻撃したりすることはありません…。


ずい「全機爆装!準備でき次第発艦!目hy…」


うーん…、
たまにはいるかもしれません。

しかしながら、
ほとんどの場合は「提督→艦娘」という、
一方的な感情の移動に留まります。

つまり、
提督が艦娘をかまってあげないということは、
あらゆる負の感情を向けやすくしているということです。






ひとつ例を挙げて、
このことを説明しておきましょう。

難関な海域に出撃するケースでは、
ルート固定の関係で艦隊編成を決めていきます。

そこで、
ふだんはあまり出撃させていない艦娘も、
出撃メンバーに含まれることが少なくありません。


いざ出撃すると道中で大破したり、
ボス戦で攻撃をミスったりすることがあります。

これは練度や作戦方針にかかわらず、
少なからず起こる出撃のリスクですよね。

ここで、
普段から出撃させている艦娘、
つまり単純接触効果によって好意的に感じている艦娘には、
ミスしても「どんまい!」と好意的に思うことが多いはずです。

しかし、
普段から出撃させずに好感度が下がっている艦娘には、
些細なミスでも「このぽんこつが…!」と立腹するのです。

胸に手を置いて、
これまでのイベントなどを振り返ると、
きっと皆さんも心当たりがあるはずです。

これが艦娘が増えてきたことによって、
今の私が抱えている残念な気持ちの正体です。

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