皆さんこんにちは。

ここ最近はずっと、
秋イベの作戦予想ばかりしていますね。

なにせあのレイテ沖海戦ですから、
大本営がどのような切り口で表現するのか、
私にとっては一大関心事なのです。

秋イベと冬イベに分けられたとはいえ、
モチーフに適した多くの海戦がありました。

海戦だけに限らず、
それに至るまでの攻防戦、
さらにはレイテ沖海戦後の攻防戦など、
やる気になれば大規模を連発できそうなくらい、
いろいろな作戦が立てられると思っています。






秋イベから冬イベにかけて、
私は基地航空隊が大きなカギを握っていると考えます。

史実ベースで考えるなら、
機動部隊であっても制空権は失っているからです。

それに対して、
少しでも対抗するためには、
基地航空隊の援護が不可欠です。


ただ、
その基地をどこに置くのか、
それが私の気になるポイントです。

ざっくりと考えて、
置けそうなポイントは、
レイテ湾を中心として3か所です。






ひとつは今回の母港、
レイテ湾の西側にあるブルネイです。

現実的に考えると、
秋イベではメインの基地となりそうです。

ただ、
レイテ湾はもちろんですが、
その直下に位置するスリガオ海峡は、
ブルネイからかなり遠くにあります。

そのため、
ブルネイから基地航空隊を展開するためには、
大艇ちゃんなどのサポートが必須となります。






ひとつはレイテ湾の北方、
かろうじて友軍が戦力を保持しているだろうマニラです。

敵側の戦略目標であり、
「足の長い爆撃機」などでほぼ無力化されているかもしれません。

そこを使えるようにするためには、
ある程度「足の長い爆撃機」を止め、
飛行場機能を回復させる必要があります。

飛行場機能は、
輸送作戦などを行うことで回復することができそうです。

ただ、
問題は「足の長い爆撃機」です。






あまり考えたくないのですが、
ラストのひとつは南西にあるダバオです。

マリアナ沖海戦の敗北から、
米軍の次の戦略的な大目標としてフィリピンだとして、
日本軍はそのためのステップにダバオ攻略があると考えました。

ダバオにある金銀を崩してから、
そこに歩を置くことで布石として、
レイテ湾での飛車角成りを狙ってくるだろう…、
それを阻止することがレイテ沖海戦前の攻防でした。


強力なハルゼー機動部隊にくわえて、
基地航空隊からの援護まで投入されたら、
日本軍はフィリピンを守るための制空権を失います。

これを阻止するために、
日本軍は数少ない航空隊を多く投入しました。

しかし、
物量と練度の差に勝る米軍は、
航空隊もろともダバオを攻略しました。


敗戦した日本軍は、
単純にダバオを奪われたというだけでなく、
多くの飛行機とパイロットを失いました。

実はレイテ沖海戦には、
瑞鶴たち第三航空戦隊や伊勢型の第四航空戦隊だけでなく、
完成直後の雲龍と天城による新制第一航空戦隊も投入予定でした。

搭載する予定の飛行隊は、
あの601飛行隊ということになります。

ただ、
このダバオでの攻防戦による飛行機の喪失が、
レイテ沖海戦での小沢機動部隊の行動に制限をかけました。

つまり、
艦載機の不足によって、
出撃できる空母の数が大きく減ったのです。

具体的には雲龍と天城の一航戦、
それに龍鳳と隼鷹も出撃できませんでした。


仮にすべて出撃できていれば、
正規空母として瑞鶴・雲龍・天城の3隻、
改装空母として瑞鳳・ちとちよ・龍鳳・隼鷹の5隻となり、
意外にも「まともな機動部隊」が組めたかもしれません。

さらに、
出撃する時期があと1か月遅ければ、
葛城と信濃まで無理やり参戦できたかもしれません。

すべての空母に艦載機を満載できたら、
空母8隻で約350機は搭載できたことでしょう。

これはかつての南雲機動部隊に、
大鳳をくわえた艦載機数とほぼ同等の数になります。

葛城と信濃まで参戦できたら、
さらに約100機以上は追加することもできます。


実際には飛行機もパイロットもなく、
出撃した空母4隻にはわずかな飛行機しか積めませんでした。

とはいえ、
その遠因としてダバオ攻防戦があったことを、
私は秋イベに関して少しだけ気にしています。






艦これの秋イベでは、
ミッドウェー海戦を勝っているため、
南雲機動部隊も大鳳も使い放題です。

さらにいえば、
海外4か国の空母も参戦可能です。

レイテ沖海戦をそのまま行うとしたら、
明らかに航空戦力過多といえる状況です。

この状況でもしょうがない…、
という建前的な前提をつくるために、
あえて秋イベでダバオ攻防戦を行って、
友軍が一定の制空権を確保したという状況をつくるのでは…、
ということを今回は予想として話してみたかったのです。


レイテ沖海戦の前に、
ダバオ攻防戦に勝利できれば、
ダバオの基地航空隊を稼働させることができるうえに、
こちらも空母を使い放題という状況をつくることができます。

建前的にも納得できることでしょう。

それにスリガオ沖海戦では、
確実に空母を入れることはできないはずです。

さらにいえば、
小沢機動部隊を動かす日がくるまでは、
秋イベでも冬イベでも空母の出番がありません。


しかし、
ダバオ攻防戦を秋イベで行えば、
史実では再建中だったとはいえ、
機動部隊を動かせる可能性のある作戦となります。

さすがに、
空母をあまり動かさないイベントは、
ちょっと考えられないと思います。

史実ではほとんど空母の活躍がないため、
大本営が「あえて作戦をつくる」としたら、
ダバオ攻防戦というのも選択肢に入るのではないでしょうか。






ただ、
これを艦これのイベントでやるとしたら、
スリガオ沖海戦並みに苦しい戦いになりそうです。

実際のところダバオ攻防戦は、
レイテ沖海戦の一連の流れからは外れており、
いわゆる「つなぎの作戦」といった位置づけです。

したがって、
秋イベに盛り込まれない可能性も高いといえます。

そういった意味合いでも、
「ダバオ」はないとは思いますが、
この記事を厄払いのひとつとして、
本当にないことを祈りたいと思います。