皆さんこんにちは。

サンマ漁も後半戦、
現実的には不漁が続いていますが、
うちの鎮守府でも不漁気味が続いています。

せめて艦これだけでも豊漁といきたいものです。






あと1か月もすれば、
秋イベがはじまることでしょう。

私もよくありますが、
イベント攻略中には「煮詰まる」ことがあります。

机上の計算では完璧に近いはずなのに、
なぜか実戦に出してみると思うように機能せず、
攻略が滞ってしまうことも少なくありません。


これは仕事や勉強の場面でも起こりうることです。

思考がループし始めると、
そのことだけに頭が支配され、
自分一人の力では脱出するのが難しくなります。

できるだけ早い段階で、
「ループしている自分」に気付き、
そこから脱出する方法をとる必要があります。






そういうケースで大切なことは、
「思考のスタート」を強引に変えることです。

思考がループする原因のひとつに、
「思考のスタート」がいつも同じになることで、
思考そのものが凝り固まってしまうということがあります。

仕事のアイデアや艦隊の編成を考えるときに、
「至高のスタート」を変えることができなければ、
どうしてもアウトプットが似通ってしまうのです。


ここで大切なことは、
まず「思考がループしている」ことに気付くことです。

ちゃんと気付けたら、
片足分は思考のループから脱出したようなものです。


次に行うのが、
「思考のスタート」を変えることです。

ただ、
意識して変えようと思っても、
そう簡単に変えられないのも「思考のスタート」なのです。

手っ取り早いのは、
身近にいる特徴的な人になったつもりで考えることです。

それが自分の考え方と違えば違うほど、
「思考のスタート」を強引に変えることができるはずです。






私の話でいえば、
友人提督のなかでいつもお世話になっている友人が、
私とは真逆の戦略や艦隊編成を考える傾向があります。

だからイベントをやると、
いつも攻略の方法を議論するたびに、
面白いくらいぶつかって大変です(笑)。

自分だけが気持ちよくプレイしたいのであれば、
こういう提督との議論を避けて自分の考え方に固執し、
自分に責任において行き詰まればいいと思います。


私は真逆の考え方をする友人提督を、
その考え方に至る理由までしっかりと聴くようにしています。

そこには自分にはない発想があったり、
自分が見落としていたリスクに気付かせてくれたり、
攻略するために必要な多くの発見があるからです。


そもそも、
私の周りにいる友人提督たちは、
人それぞれ戦略が異なるので、
話を聴くだけでも面白いです。

やたらとビビッてしまい、
慎重に慎重を期す提督もいれば、
夜戦火力を綿密な計算で導きだし、
それを活かすことだけを考えている提督もいます。

ちなみに私は、
戦艦や空母の火力を活かして昼戦で大勢を決しておき、
夜戦ではかるくとどめを刺すという戦略をとりがちです。






自分とは考え方が異なるからこそ、
思考のループに陥ったときの復活が早くなります。

同じ場所で艦これをしていれば、
その場で議論をはじめることでヒントをもらうことができます。

たとえひとりでプレイしていたとしても、
その提督になったつもりで考えてみることで、
自力で思考のループから抜け出すこともできます。


そういえば、
以前なにかのイベントを攻略中に、
友人提督と真っ向から主張がぶつかったことがあります。

お互いの主張に一理あると思いながらも、
自分が考えた戦略で攻略をしたいと思っていました。


けれども、
私も友人提督も攻略に行き詰りました。

そこでお互いが下した結論は、
私が友人提督の戦略をつかい、
友人提督は私の戦略をつかうというものでした。

意図的にそうしたかったのではなく、
自分なりに考え方を煮詰めていったら、
偶然にも友人提督の戦略に行きついてしまったのです。

逆に友人提督も、
あれこれと微調整を繰り返していくうちに、
気付いたら私が話していた戦略になっていたそうです。

参考にするつもりはまったくありませんでしたが、
結果的にお互いのアイデアを丸々採用した例です。






これは仕事や勉強の場面でも活用できるはずです。

とくにアイデアを求められている場面で、
思考がループしていると気付いたらすぐに実践しましょう。

考え方の離れた人の思考パターンを借りて、
その人だったらどう考えるのかという視点が大切です。


それを可能にするためには、
日頃から思考パターンが異なる人とコミュニケーションをとり、
その考え方の根本を理解しておくことが大切です。

どうしても人は、
自分の考え方を否定されると、
あまりいい気分にはならないものです。

それゆえに考え方の異なる人を遠ざけ、
一瞬の精神的安定に満足してしまいがちです。

しかし、
みせかけの安定に満足していては、
自分の考え方を成長させることができません。

議論している瞬間は、
はらわた煮えくりかえっているくらいでいいのかもしれません。

そのなかでも相手へのリスペクトを忘れず、
「いつか役に立つから」と第三者的に冷静さをもって、
自分とは異なる考え方に触れてみることが大切です。






私も精神的に子どもなので、
これが完璧にできているわけではありません。

しかし、
これに気付いて努力を重ねているのか、
見せかけの安定に満足して努力を放棄しているのか、
結果はそれが必要となる場面でわかります。

日頃からいろいろな考え方に触れ、
自分の思考パターンも成長させていきたいですね。